月ときなこと宝塚

宝塚は幸せの歌

月組『フリューゲル』新人公演配役

 先日、月組『フリューゲル -君がくれた翼-』新人公演配役が一部発表されましたね。

  • ヨナス・ハインリッヒ:瑠皇りあさん(本役 月城かなとさん)
  • ナディア・シュナイダー:花妃舞音さん(本役 海乃美月さん)
  • ヘルムート・ヴォルフ:彩路ゆりかさん(本役 鳳月杏さん)
  • ルイス・ヴァグナー:雅耀さん(本役 風間柚乃さん)

 

 瑠皇りあさん、新人公演初主演おめでとうございます!

 お芝居も歌も美貌も月城さんゆずりの(と言いたくなる…)瑠皇さんが、月城さんの役をどのように演じられるのか、今からとても楽しみです。

 

 個人的な話になりますが、私は4月に月組応天の門』で久しぶりに宝塚を観劇しました。とても印象に残っているのが、風間柚乃さんと瑠皇りあさんです(風間さんの話はブログでも何度もしてしまっていますが…)。実を言えば、観劇前からおふたりの声には惹かれるものがありました。

 観劇前に、音楽配信で『応天の門』の「もう一人の少年」の歌を買っていたのですが、これには風間さん基経の歌だけでなく、瑠皇さんの少年吉祥丸と白河りりさんの少年基経のセリフ、そして瑠皇さんの歌も入っていました。その少年吉祥丸の歌声に、とても心揺さぶられたのです。

 舞台で見た基経と吉祥丸の回想シーンは素晴らしく、今も心に残っています。純粋で儚げな吉祥丸を、そんな脆さとは無縁なはずの基経が追憶する。私を基経と同じような気持ちにさせてくれた瑠皇さんの歌は、お芝居のうまさからくる表現力があるように思いました(風間さんも)。

 あの素敵な歌声を、主演としてたくさん聴けるのかと思うと、今度の新人公演が本当に楽しみです。

 

 暑い日が続いていますが、どうか皆さんお元気で。本公演も新人公演も、いい舞台となりますように!