宝塚観劇の予習について考える - 『応天の門』を例に
来月観劇予定の月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』にどう備えようかな…と思案するこの頃です。たとえば、
- 映画『ジョー・ブラックをよろしく』
- ブロードウェイ版『DEATH TAKES A HOLIDAY』の音楽
- スカステ「NOW ON STAGE」
などなどを観劇前に視聴すべきか否か。まあ、好きにせい…という話なのですが。
ふと、『応天の門／Deep Sea』のとき私は観劇前にどんな情報を見ていたのかな？と思い、書き出してみました。私はここ何年もスカイ・ステージとライブ配信のみで宝塚を見てきて、今回も観劇の予定はなかったのですが、「宝塚カフェブレイク」の風間柚乃さん回を見てぜひ舞台を見たい！と思い観劇にいったのでした。
…と思っていたのですが、録画記録などを振り返ると、最初からどんだけ「応天／DS」を楽しみにしていたんだろう…と改めて気付きました。こんなリストを読んで楽しいかはさておき…書いてみます（順番はけっこうあやふや）。
1月（公演前）
- [公式サイト] 公演情報やキャストボイスを読む
- [スカステ] タカラヅカ・ニュース 月城さん・光月さんのトーク → 面白そう
- [スカステ] タカニュ 稽古場映像 → 風間さんの歌が気になり、繰り返し聞く
2月（大劇場公演）
- [出版物] 「歌劇」2月号の公演座談会 → 公演の状況がわかってくる
- [スカステ] タカニュ 初日映像 → 楽しすぎて繰り返し見る
- [公式サイト] 公演のロング映像を繰り返し見る
- [スカステ] NOW ON STAGE＃654 → 月城さん、海乃さん、鳳月さん、風間さんのゆったりした会話が心地よくて、私のナウオン至上最多回数繰り返し見る
- [SNS] 観劇の感想ツイートを読み始める。風間さんが高子の裾を踏んで転ばせたり、中詰め花道でファンサしていることを知り、想像して楽しくなる
- [SNS] 原作者さんのインスタを知り、興味深く読む
- [スカステ] タカニュ 新人公演映像 → 瑠皇りあさんが好きで繰り返し見る
- [スカステ] ミライ演出家＃4 ～田渕大輔～ → 作劇や舞台裏の話に興味
- [スカステ] プレ・ステージ!!～歴史のトビラをたたく～＃11 → 風間さんと彩海せらさんがかわいくて内容が頭に入らず。もう一度見た
3月（大劇場公演・東京公演）
- [ライブ配信] 宝塚千秋楽を見る…つもりが仕事で見られず、とても悲しかった
- [スカステ] タカニュ 千秋楽映像を繰り返し見る
- [舞台写真] キャトルレーヴオンラインで風間さん基経の舞台写真を買う（束帯で正座している姿があまりに美しくて）
- [出版物] 大劇場公演プログラムと『ル・サンク（脚本）』も買う（仕事が忙しく、観にいけないだろうと諦めて脳内上演することにする）
- [スカステ] タカニュ 海乃さん・白雪さんのトーク → 娘役トークが好き
- [スカステ] タカニュ 東京初日映像 → ああ見たい
4月（東京公演）
- [カフェブレ] 特別編 → 月組が東京に来てるんだなと実感
- [スカステ] ぽっぷ あっぷ Time＃103 → 天紫珠李さんに親近感
- [スカステ] THE STORY ～男役10年、その先へ～＃5「蓮つかさ」→ 舞台稽古が興味深い。蓮さんの立ち姿が美しい
- [音楽配信] 「もう一人の少年」を買う → 台詞つきなので脳内上演がはかどる
- [スカステ] タカニュ 新人公演映像 → 瑠皇さんの歌と白河りりさんの挨拶に感動
- [カフェブレ] 鳳月杏さん回 → ああ見たい
- [出版物] 「歌劇」4月号。舞台写真と楽屋取材を読む → ああ見たい
- [カフェブレ] 風間柚乃さん回 → 見なくてはならぬ！と決意
- チケトレに登録。毎日チェックし、行ける日のチケットが出たら即買いした
- 観劇！！
- [キャトル日比谷] 東京公演プログラム、舞台写真などを思い出に買う
- [カフェブレ] 礼華はるさん回 → 楽しかった思い出がよみがえる
- 観劇の感動があまりに強く、書きとどめたくてブログを始める
- [カフェブレ] 彩海せらさん回 → ライブ配信では広く舞台を見ようと決心する
- [ライブ配信] 東京千秋楽を見る → 大感動
5月（公演後）
- [スカステ] タカニュ 千秋楽映像を繰り返し見る
- [出版物] 「歌劇」5月号。「組レポ」昭姫のお店ネタに喜ぶ
- [カフェブレ] 七城雅さん回 → しっかりした人だ…と感心する
- [SNS] 退団者の皆さんのインスタ登場に喜ぶ
- 原作『応天の門』を読む → 宝塚版を自分の中で消化できたので、やっと原作に到達
- [カフェブレ] 特別編 → 風間さんと礼華さんのトークに癒やされる
- 公演ブルーレイを買おうか迷っている ← 今ここ
こう書き出してみると、さっさと観てこい…というほど楽しみにしていたようです。チケットを取ることを最初から諦めてはいけませんね。あと、今回は原作を読むのが最後になりましたが、読んでから見るか、見てから読むか…というのも楽しい悩みどころ。
それにしても、宝塚は公式のコンテンツが手厚いなと。スカステ、ライブ配信や音楽配信、メディア（ブルーレイ、DVD、CD…）、出版物（歌劇、宝塚GRAPH、ル・サンク…）、キャトルレーヴなどなど。友の会やファンクラブの類いに入っていない私でも、いろんな方向から公演を楽しむことができます。まあ、囲い込まれているとも言いますが、いいんです。劇団といろんなスタッフの方々に感謝。
最近は、宝塚の楽しみのひとつに、こうしてブログを書くことが加わりました。楽しくて毎回長文になってしまいます。『応天の門／Deep Sea』観劇からひと月ほどたちますが、舞台の鮮明な記憶と大きな感動がまだ持続しています。その幸せを胸にしまっておくのがもったいなくて（『LOVE AND ALL THAT JAZZ』風間さんご挨拶より笑）、これからも時々書いていきたいなと思います。
『DEATH TAKES A HOLIDAY』をどう予習しようかというのは…おいおい考えることにしましょう。
